カサ・アマトリェール

建築家プッチ・イ・カダファルクの作品で、ネオゴシック様式に一風変った階段状の上部装飾を組み合わせた設計。ガウディ作のカサ・パトリョ、ドメネク・イ・モンタネー作のカサ・リェオ・モレラの近くにあります。

元々の建物は、アントニ・ロベルトにより1875年に建設され、1898年にアマトリェール家がジョセップ・プッチ・イ・カダファルクに改築を依頼。作品は、この建築家の「バラ色の時代」つまりモダニズムの時代の中に位置づけられます。典型的なアーバン・ゴシック様式 (これにより、一戸建ての小さな宮殿のような外観となっており、メインフロアのバルコニーの繊細な小窓によりこれを強調) の家で、大胆な階段状の上部の装飾――陶器のタイルでより奇抜さを強調――など、ドイツ風の建築要素も取り入れています。管理人室の見学可能。モダニズムのステンドグラスの傑作のひとつがご覧いただけます。一階には展示スペースもあります。