アルバ・アリステ伯爵の宮殿

16世紀初めのスペイン・ルネッサンス建築の素晴らしい例であるこの領主宮殿は現在、スペイン国営パラドールとして機能しています。

この宮殿邸宅で最も驚くべき側面の一つは、（アルフィーズの下で区切られた）正門と窓やバルコニーの両方に見られる頑丈な石造建築と直線支配の外観から得られる厳粛さと、エレガントで繊細な中庭のシルエットとの対比です。中庭は、柱頭にグロテスク様式の装飾のある柱の上に横たわる、楕円アーチの二重通路の周りに作られています。迫受石はそれぞれ、下の階に円形模様が、そして上の階に紋章が彫られています。全体は、ゴシック様式の伝統の花のコーニスで軽く仕上げられています。その他目を引くのが、柱の上の弓型アーチ2つの下に広がり、柱頭と手すりがロンバルディア式の装飾が施された内部階段です。