バダホスの聖週間

バダホスの聖週間

国定観光名物祭り
Badajoz

これはバダホスに深く根付いた祝典であり、そこには大勢の人が参加します。現在、この都市にある同胞団のほとんどは、17世紀から18世紀にかけて設立されたものです。しかしながら、早くも13~14世紀には同胞団が存在し、16世紀にはすでに宗教行列に参加していたことが知られています。

宗教行列のパレードは枝の主日に始まりますが、サン・ロケ地区から最初に出発するのは「キリストのエルサレム入城・平和のキリスト(サンティッシモ・クリスト・デ・ラ・パス)・ヤシの聖母(ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・パルマ)」という名の同胞団です。一連の行列はその1週間後、復活祭の日曜日の早朝に「主イエス・キリストの聖なる復活のナサレーノたち・教会の母たる聖母(マリア・サンティッシマ・マドレ・デ・ラ・イグレシア)」という名の同胞団が行進して幕を閉じます。 バダホスには、芸術的価値の高い彫刻作品に加え、神輿、金銀細工、刺繡の分野での真の芸術作品もあります。 聖週間は、スペインでも特に奥が深く感動的な祭りのひとつです。この記念行事には何世紀にもわたる歴史と伝統があります。行事では、イエス・キリストの受難と死が、宗教行列、すなわち大勢の人々が宗教的な彫刻に寄り添って進んでいく厳粛なパレードを通して回想されるのです。  

バダホスの聖週間


Badajoz, バダホス  (エクストレマドゥーラ)