カピレイラ

地中海の海岸とシエラ・ネバダの間にあるポケイラ渓谷にたたずむカピレイラは、アルプハーラのルートを構成する村々特有の、その独特な魅力によって傑出している村です。

カピレイラは、グラナダ県ラ・アルプハーラ地方の村に特有のイメージをそのまま体現したような場所です。起伏ある土地や地域固有の気候に適合した住宅が、モーロ人の支配下にあった過去の痕跡を残す狭い路地に軒を連ねています。こうした立方体の家屋は一般に2階建てで、平らな屋根で覆われています。中心街にはアルプハーラ地方の人々の習慣を紹介するペドロ・アントニオ・デ・アラルコン民族学博物館や18世紀に建てられたサンタ・マリア・ラ・マヨール教会があります。