ブロサスにあるソロンデギ伯爵宮殿(エクストレマドゥーラ州カセレス)

ブロサス

Cáceres

ブロサスには、目を見張るほどの要塞や魅力的な貴族の館があります。町には有名な温泉療養リゾートも存在します。

実に興味深い一般建築を列挙すると、アルグエージョス宮殿、ルネッサンス風のバロック建築であるレイノ侯爵宮殿、16世紀に建設されたフローレス・モンテネグロ宮殿、壁を白塗りしてあるポーレス=モンテマヨール邸があります。宗教建築に関しては、切石積みの上に建てられ、ゴシック様式とルネッサンス様式が混在しているサンタ・マリア・ラ・マヨール教会が特筆に値します。ロス・サントス・マルティレス教会は16世紀から17世紀のあいだに建てられたもので、1960年代まで未完成のままでした。ブエン・ヘスス礼拝堂、ウミジャデーロ礼拝堂、サン・フアン礼拝堂もあります。ラス・コメンダドーラス・デ・アルカンタラ修道院とヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ルス修道院は、そのスケールの大きさで群を抜いています。ブロサスの自治体内には温泉療養リゾートがありますが、そこは、エクストレマドゥーラ特有の牧草地の真ん中に位置し、渡り鳥が共生する池に囲まれた場所です。宿泊施設についても温泉についても設備は最新のものとなっています。また、供給用貯水池は特にテンチ釣りに最適な地区です。