ビジャレホ・デ・サルバネスの城(マドリード州)

ビジャレホ・デ・サルバネス

Madrid

ビジャレホ・デ・サルバネスはマドリード州に位置し、首都から約50キロメートルの場所にあります。タホ川の流域の一部になっています。城、教会、テルシア邸が重要文化財に指定されています。

サン・アンドレス教会、城、テルシア邸はビジャレホ・デ・サルバネスの遺跡の中でも特に貴重なモニュメントです。三つの建築物は地下回廊でつながっています。1203年に建てられた城には城壁画の一部や貴重な追悼塔が保存されています。通常の城には四つの大塔がありますが、こ建物には八つの大塔があり、スペインでも唯一の城として称えられています。14世紀に建てられたサン・アンドレス教会は教会城塞の様式を持ち、ゴシック様式の調度品が収められています。メインファサードにはサンティアゴ騎士団の盾を見ることができます。16世紀のテルシア邸にはカスティーリャの上級騎士が住んでいました。その他にもビジャレホ・デ・サルバネスの16世紀の建物には聖母ビクトリア・デ・レパント修道院があり、1571年にルイス・デ・レケセンス兵士がレパントの戦いでの勝利を誓い、この建物が生まれました。5キロメートルほど郊外に行くと、古代ローマのサンタ・マリア考古学遺跡があります。多くのハイキングコースが準備されており、遺跡への道もあります。