セニョリオ・デ・ベルティス自然公園の庭園

セニョリオ・デ・ベルティス自然公園は2,040ヘクタールの面積を誇り、そこには景観品質が高いエリアを内包する森林地帯、牧場、荒野の素晴らしい光景が広がっています。この自然公園は、年間約10万人にものぼる多数の観光客を受け入れられるよう、また、そうした観光客がこの庭園を見学できるよう、完全に準備されています。庭園の3.4ヘクタールの敷地内には約125種の樹木と低木が20世紀初頭の自然主義的な庭園の構成に従って配置されていますが、それより50年さかのぼった当初の庭園はフランス式のデザインで、今よりずっと小さなものでした。宮殿のファサードに隣接する庭園は面積6,738平方メートルを誇り、噴水や1856年頃に作られ今でも健在な温室があります。1984年に自然公園に指定され、その保護のために厳しい規制が設けられています。