サンタ・マリア・デ・ペニャルバ礼拝堂
Arnedillo
La Rioja
サンタ・マリア礼拝堂は、今日では廃村となってしまった昔のペニャルバ村で教区教会としての役割を果たしていました。スペインに保存されている数少ないモサラベ建築のうちのひとつです。
アルネディージョ村の近くの丘の上に位置するこの礼拝堂は粗石積みの建物です。おそらく10世紀に造られたもので、2本の身廊にある2つの区画が中央の柱を中心に連結しており、その柱から4つの半円アーチが伸びている様子はヤシの木を彷彿させるデザインになっています。2つの後陣も設けられており、1つは馬蹄形、もう1つは四角形をしています。それらと身廊とを隔てているのが、西ゴート族の伝統である、モサラベ様式のアルフィス装飾に縁取られた2本の馬蹄形アーチです。礼拝堂内には13世紀にロマネスク様式で制作された「受胎告知の聖母」の彫刻があります。12世紀に作られた祭壇の前飾りもかつては残されており、イエスの幼児期を表したロマネスク様式の絵(「公現祭」および「主の奉献の祝日」の場面)が描かれていました。
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サンタ・マリア・デ・ペニャルバ礼拝堂
Periferia sur este de la localidad
26589 Arnedillo, ラ・リオハ (ラ・リオハ)
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