サンタ・マリア・デ・オイア修道院

シトー会様式のこの修道院はバイショ・ミーニョの海岸沿いで、オイア漁港の上に1185年に建設され、教会への最後の建て増しが行われたのは18世紀のことです。1230年にこの芸術建築はその装飾の簡素さにより、シトー会の建造物でも代表的なものの一つになりました。修道院が現在私有財産であることから、このモニュメント郡の中で唯一訪問可能なものは教会のみです。床面はラテン十字で身廊が3つあり、シュヴェには長方形の床面で階段がついた後陣礼拝堂が5つあり、フランスの影響が見て取れます。クロッシングやシュヴェの礼拝堂にあるヴォールトは筒形です。教会内部で最も目を引くのは、階段の基盤で固定されたT字型の巨大な柱です。