サン・ミゲル教会（エステジャ・リサーラ）

ロマネスク様式からゴシック様式への移行期に建てられたもので、内部に見られる両様式の要素の組み合わせにもその特徴が見られます。

簡素な教会です。豊かな装飾が施された北側の扉はロマネスク様式で、ナバラで最も優れたものの一つとされています。最も興味深い点は、扉の側面にあるレリーフで、キリストの復活の場面や大天使聖ミカエルの闘争を表現しています。内部には、漆喰に描かれたゴシック様式の祭壇画があります。ムルサバル侯爵とエギア侯爵の墓所でもあります。祭壇の彫刻のうち、17世紀の聖クリスピンは特筆に値します。