会話。エドゥアルド・チジーダと当時の芸術（1950年～1970年）

この展覧会は、チジーダが活動を開始してからの最初の数十年間、すなわち1950年から1970年までの期間に焦点を当てたうえで、当時の芸術文化の枠組みの中で彼の創造的な世界を紹介するというものです。彼の美に対する理想と造形的想像力が形作られたのは、まさにこの時期のことでした。

マリア・ボラーニョスが監修を務める今回の展覧会では、「視覚的なつながり」「概念的な結びつき」「並行した探求」で構成されるネットワークが深掘りされています。チジーダはこうした要素を通じて、同世代の芸術家たちの関心事や同時代の人々の慣行、国際舞台に出現した価値観やトレンドを作品に取り込んでいきました。特に国際舞台においては、当時、学際的な対話が非常に活発に行われていました。この展覧会には、30を超える美術館やコレクションから、巨匠らの作品が100点あまり集められています。作品のジャンルは、彫刻、写真、絵画、振付書、デザイン、歴史資料、楽譜、映画など多岐にわたります。