桜の開花、ヘルテ峡谷

天然の白が美しいヘルテ渓谷

Cáceres

マドリードから西へ3時間弱いくと、そこはもうカセレス県です。県内では、春の自然が織りなす光景としてはスペインで最も素晴らしいものの一つに数えられているヘルテ渓谷の桜の開花を観賞することができます。150万本の桜が開花し、辺り一面が真っ白な風景に包み込まれます。

主役は桜

カセレスの北部に位置する渓谷には11カ所の村があり、車でのアクセスがお勧めです。円形と直線の2つの道路ルートがあり、移動しながら桜を見ることができます。自然が爆発したかのようなこの光景は3月中旬から4月初旬にかけて10日間ほど続きますが、なかでもいちばん重要な日があります。それが桜の花祭りの開催日で、この日は桜の木にまつわる文化や音楽、グルメ、展示会などが一堂に会します。それだけでなく、ありとあらゆる種類のアクティビティが用意され、3月から5月初旬にかけて実施されます。カセレスのこの一角では、渓谷の魅力は桜だけにとどまりません。果物の収穫が始まる5月以降に訪れることもおすすめします。8月中旬まではセレセーラと呼ばれるさくらんぼが収穫される期間であるため、試食や果樹園を通るツアーなどのイベントが行われます。また、ヘルテ訪問の際には、原産地呼称のさくらんぼを持ち帰ったり、ミガス・デ・パストールや子羊のシチューなどの地元の名物料理もぜひ味わってください。

エクストレマドゥーラ州ヘルテの谷、桜の開花

アドレナリンの源

春以外の季節でも、ヘルテには見どころがたくさんあります。夏には、グレドス山脈を源流とする川や渓谷でスポーツと冒険を楽しむことができます。ラス・ノガレアスロス・オジョスの滝でキャニオニングなどをしてアクティブに過ごしたり、村にある天然プールで静かに泳いだりすることができます。また、夏と秋には、カルロス5世ルートやユダヤ人街ルートなどを徒歩や自転車で行けば、各自でヘルテの自然の中を探索することができます。もちろん、ガルガンタ・デ・ロス・インフィエルノスを訪れるための一日を確保することもお忘れなく。岩の上の水の浸食によって形成されたこの印象的な自然保護区では、在来種の動植物を観察したり、「巨人の土鍋」の異名をもつ池に浸かったりすることができます。 

ガルガンタ・デ・ロス・インフィエルノス
 エクストレマドゥーラ州ヘルテの谷、桜の開花