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ビルバオ市の風景

ビルバオ観光におけるサステナブル・モビリティ

Bizkaia

船、ケーブルカー、路面電車に代表される、さまざまな移動手段を利用した個性的な旅

町を堪能する方法は様々です。今こそ、本物の楽しみ方の一つを実践してみるときです。つまり、公共交通機関を利用するのです。ビルバオでは、現代的な公共交通網をはじめ、民営の交通システムも充実しているため、自分だけの街巡り、とりわけ持続可能な観光を実現することができます。国際機関「ザ・アカデミー・オブ・アーバニズム」により2018年のヨーロッパ最優良都市に選出されたビルバオの街において、また、ネルビオンの深い入り江の両岸に広がる都市圏において、さまざまなパノラマ風景に出会うための方法についてご紹介していきます。

市街地と山間部に伸びる線路を走る路面電車とケーブルカー

ビルバオの路面電車は、アチュリ駅からラ・カシージャ公園まで、街を横切るように運行しています。一路線しかなく、停留所は14か所で、所要時間は30分未満となっています。この行程をたどるうちに、街並みをずいぶん正確に把握することができるでしょう。持続可能なこの交通手段は、快適さと環境保護両立させており、旧市街の7つの通りに沿って、アリアーガ劇場、エウスカルドゥナ宮殿ビルバオ グッゲンハイム美術館、サン・マメス・スタジアム、バスルト病院にあるモダニズム建築の建物15棟など、必見の観光名所に停留所があります。また、アルチャンダ山へと上っていくケーブルカーは、水平な軌道から傾斜面を走ります。約800メートル続く登り坂では、ビルバオ随一の絶景を目の当たりにすることができ、ここまでやって来た甲斐があったと思うことでしょう。ケーブルカーは、乗車駅であるパセオ・デル・カンポ・ボランティン駅から、標高およそ226メートルの山頂の間を運行しています。バスク地方の伝統料理をふるまう飲食店を一つ選んで入ってみましょう。この近辺で、ビルバオの地元住民が毎週末に行きつけにしている店がよいでしょう。今回のルートがさらに味わい深いものになりますよ。

ビルバオ路面電車

船で周遊するネルビオンの深い入り江

深い入り江は常にビルバオを特徴づけてきました。以前は工業が盛んだったものの、21世紀に入ったのを機に、入り江の注目度は飛躍的に高まることになります。それを理解するための実践的かつ快適な方法は、ネルビオンの深い入り江を巡る海洋・文化ツアーに参加することです。年間を通して開催されています。この選択肢を利用すれば、新建築と風景が融合した姿に出会うことができます。この融合は、深い入り江の両岸に広がっており、街に旋風を巻き起こしてきました。その一例が、デウスト橋サンティアゴ・カラトラバ磯崎新(いそざき・あらた)が設計を手がけた歩行者専用橋、イソザキ・アテアの複合施設にそびえるツインタワーエウスカルドゥナ宮殿海洋博物館です。市庁舎の正面に位置するピオ・バローハ広場の桟橋から出発するツアーには、通常、ソロサウレ行きの遊覧コースも含まれているほか、ポルトゥガレーテに向かう所要2時間のコースも用意されています。

ビルバオの観光船

ポルトゥガレーテの吊り橋

鉄構造を持つ運搬橋が今なお稼働中の町というのは珍しく、誇るべきことです。ビルバオ都市圏において、ポルトゥガレーテゲチョの両地区を結んでいるのが、世界で最初に建設されたこの運搬橋です。世界最古という点だけでもこの建造物を訪れてみる価値がありますが、それに加え、2006年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。深い入り江の左端と右端をつなぐ行程を、橋から吊り下げられたゴンドラに乗ったまま踏破することはもとより、「吊り橋」の別名を持つこの「ビスカヤ橋」を余すことなく堪能するには、外の景色が見えるようになっているエレベーターを使って昇り、水面からの高さが45メートルのところに伸びる歩道に出るのがよいでしょう。そこからは、橋の構造を細部にわたって観察することができますが、なんといってもアブラ湾の眺めが最高です。というのも、湾では、深い入り江が大洋に溶け込んでいるからです。この地区で楽しめるほかの魅力的なプランとして、伝統的な船「エウスカル・エリア号」に乗ってデイツアーまたはナイトツアーに出かけることがあげられます。ツアーでは、アルゴルタサントゥルツィなど、深い入り江の河口に位置する町の数々を訪れることができます。

ビルバオにあるポルトゥガレーテの吊り橋

グルメ巡りとホエールウォッチング

ビルバオとその周辺が都市として変貌を遂げる際に必要不可欠だった要素を一通り見て回り、それでもなお、別の独創的な体験を味わいたいという欲求に駆られている方は、こちらを読み進めることをおすすめします。  海棲哺乳類の声を聴くための水中マイクを備えた船に乗り、ホエールウォッチングを楽しむ動きが、ビスカイア県でますます盛んになってきています。これは、バスク地方の海岸沿いを行く、教育を兼ねた小旅行ですが、その目的は、イルカ、クジラ、海鳥といった動物の保護の重要性について人々の意識を高めてもらうことにあります。また、別の選択肢として、巡回コースを走る定員9名の船の上でバーベキューに舌鼓を打つこともできます。帆船のほか、エンジンで走る船のレンタルを行う業者がいくつもあり、ビルバオの深い入り江を周遊することができます。さらに、プロのシェフが乗船する料理番組のような格別なプランまで用意されています。というのもビルバオでは、ビルバオ グッゲンハイム美術館のほとりで船に揺られながらグルメ体験を満喫することが、実際にできてしまうのです!

イルカウォッチング
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