光の中のソローリャ

王宮を会場とするこの没入型の展覧会は、画家ソローリャの没後100周年を記念する「ソローリャの年」の主要イベントのひとつです。  ホアキン・ソローリャの原画を多感覚展示室やバーチャルリアリティと組み合わせて楽しめる展覧会としては、史上初のものです。ハイビジョンで映写されたソローリャの代表作が効果音や動く映像とともに「息を吹き返し」、来場者を包み込みます。しかも、一見しただけでは気づかないような細部までをも鑑賞できる仕組みになっています。続けて、ソローリャの絵画の代表的なテーマに沿って厳選された、24点の原画が展示されています。そうしたテーマとしては、「海」「家族の肖像画」「王族の肖像画」「庭園」があります。展覧会のクライマックスを飾るのは、インタラクティブな仮想現実を通して得られる感動的なエクスペリエンスです。来場者はこの仮想現実によってソローリャの時代へとタイムスリップし、彼のアトリエを訪れたり、絵画『海辺の散歩』に描かれているマルバロサ・ビーチを歩いたりすることができます。 詳細はこちら