展覧会：マサベウ・コレクション。ソローリャ

ホアキン・ソローリャの没後百周年を記念して、バレンシアのベジャス・アルテス美術館ではマサベウ・コレクション所蔵の作品約50点が展示されます。マサベウ・コレクションは、この画家の作品を最も多く所蔵する個人コレクションであり、その多くが傑作とされています。 この展覧会にはホアキン・ソローリャが1882年から1917年にかけて制作した46点の作品が一堂に会しているため、それらを通じて、この画家の芸術的進化を理解することができます。作品のテーマや場所は多岐にわたるものの、そこには必ず、海水浴の場面や漁業に関連する場面が登場します。バレンシア出身のこの芸術家は、こうした場面を好んで描いていました。本展は、マサベウ・コレクション所蔵のソローリャの絵画をまとめて紹介するものとしては他に類を見ない展覧会となっています。ちなみに同コレクションは、ソローリャ美術館、米国ヒスパニック・ソサエティに次ぎ、世界第3位の作品数と重要性を誇るコレクションです。 詳細はこちら