アジャリスのサンティアゴ教会とマヨール広場(ガリシア州オウレンセ)

アジャリス

Ourense

歴史芸術的総体に指定されているアジャリスは、アルノイア川上流に広がる河川景観のなかにたたずんでいます。栗の木が生い茂る森に囲まれた典型的な中世の街並みには、重要な宗教建築が姿を見せています。

アジャリスの起源は先史時代までさかのぼることができますが、「町」と「都」の肩書を手に入れたのは中世になってからのことです。数多くの王子たちが住んでいたことから、この町は城壁に囲まれ要塞化されることになりました。ちなみに、王子たちの中には若き日のアルフォンソ10世賢王もいました。この時代において町が担っていた重要性は、プレ・ロマネスク様式、ロマネスク様式、ゴシック様式の貴重な寺院を見れば一目瞭然です。というわけで、サン・マルティーニョ・デ・パソをはじめ、シュンケイラ・デ・アンビーア参事会教会、サンタ・マリーニャ・デ・アウガス・サンタスの聖地、サンティアゴ教会、サン・エステーボ教会、サン・ペドロ教会などを訪れることができます。一般建築では、城の遺跡に加え、アルノイア川に架かるビラノバ橋(15世紀)とフリエイラ橋(18世紀)が傑出しています。また、ア・バレイラの平原を散策するのも一興です。この場所には噴水があるほか、「クルセイロ」と呼ばれる美しい十字架が建っています。この町は、8月に行われるエンパナーダ祭りの期間中に訪れるのがおすすめです。この伝統的な祭りでは、地元の民間伝承とグルメが集結します。

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