エル・ラストロの露店マドリード

エル・ラストロ

Madrid

エル・ラストロはマドリッドで最も人気のある屋外マーケットであり、その起源は15世紀にさかのぼるため、最も古いマーケットのひとつだと言えます。リベラ・デ・クルティドーレス通りの周辺で開かれ、日曜と祭日の朝の訪問は必須です。最近では、1,000名を超える露天商があらゆる種類の商品を販売しています。具体的には、装身具、古着・中古衣料品、骨董品、工芸品、書籍、レコードなどが店先に並んでいます。そこでは、観光客やマドリードの住民が、この市場を訪問したついでに買い物を楽しんだり「タパスの食べ歩き」という習慣を実践したりするため、その周囲は独特の雰囲気で包まれます。

市場には、トレド通り、エンバハドレス通り、ロンダ・デ・トレド通りに囲まれ、一括してラストロ地区として知られる広いエリアが含まれます。訪問の際、誰もが習慣にしているコースのひとつは、上方(多くの人たちに馴染みがあるカスコーロ広場)から下方(プエルタ・デ・トレド市場)まで歩くことです。訪問者は、骨董品をはじめ、あらゆるジャンルの好奇心をそそる物品(人形、さまざまな時代のコミック、骨董品のラジオ・時計、手作りの扇子)を入手できるほか、「画家の通り」と呼ばれるサン・カジェタノ通りなど、「テーマ別ストリート」を訪れることもできます。サン・カジェタノ通りの店では、数多くの油絵、水彩画、素晴らしい芸術作品の複製などが販売されています。マドリードの優れた蚤の市には、ウエハース売り、またはショッティッシュのメロディーで雰囲気を盛り上げるオルガン奏者といった典型的な要素と並んで、文化の融合が不足することはありません。エル・ラストロは地区のバルや居酒屋でも有名です。タパスをつまみながらビールを一杯ひっかけるのが、大勢の人々の習慣となっています。  

エル・ラストロ


Plaza de Cascorro

28012  Madrid, マドリード  (マドリード自治州)

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